自分でできるバイクのオイル交換!方法と注意点!初心者向けに流れを紹介。

バイク オイル交換 やり方

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バイク歴7年。職業はプロダクトデザイナー。車用品メーカーで商品開発をしていた経験を生かして記事を書いています!

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カスタム・バイク用品系:プロダクトデザイナーとしての知見を使って書いています。
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バイクのエンジンオイル交換のやり方が知りたい!本記事ではバイクのオイル交換方法や注意点を初心者向けに紹介。自分でやってみたい人におすすめ!

  • 初心者でもできるオイル交換方法を教えて!
  • 使う物はなに?
  • 気をつけるべきことは?

自分でできるバイクのオイル交換!

バイク オイル交換 やり方

どうもdaradaraです。

今回のテーマは自分でできるバイクのオイル交換方法です!

初心者の方に向けて、オイル交換の流れや注意点などを紹介しています。

これからオイル交換に挑戦しよう!って思ってる人は参考にしてみてください。

注意:オイル交換方法は車種によって異なります。本記事ではおおまかなな流れや共通の注意点などをまとめています。

ドレンボルトを探す

バイク オイル交換 ドレンボルト

まずはドレンボルトという、オイルを排出するボルトを探します。

ドレンボルトの位置や形状は車種によってことなりますが、エンジンの側面や下側についてることが多いです。

廃油ボックスを置く

バイク オイル交換 ポイパック

ドレンボルトの下に廃油ボックスを置きます。

一般家庭では古いオイルは液体のまま捨てることができません。廃油ボックスに古いオイル染み込ませて燃えるゴミで捨てましょう。

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古いオイルを抜く

バイク オイル交換 ドレンボルト

ドレンボルトを外して古いオイルを抜きます。

走行直後のオイルは熱いので注意!冷めてから作業するようにしましょう。

バイク オイル交換 廃油

ボルトを抜くとオイルが勢いよく飛び出します。

ある程度の位置まで工具で緩めたら、手でボルトを少しづつ緩め、最後はスッと外しましょう。

緩める時に使う工具はメガネレンチがおすすめ!角度や位置的に厳しい時はラチェットを使います。

▼合わせて読みたい記事▼

フィルター交換は2回に1回

バイク オイル交換 オイルフィルター

車種によってはオイルフィルターが付いています。(ついてない車種もあります)

一般的なオイルフィルターの交換頻度はオイル交換2回に1回。

フィルターを交換する場合はこのタイミングで外しましょう。

専用の工具を使って古いオイルフィルターを外し、新しいものと交換します。

ボルトやOリングを交換

バイク オイル交換 Oリング ガスケット

外したドレンボルトやOリング、ガスケットは極力新品に交換します。

ただし、私のFTRのように特殊形状のドレンボルトは毎回交換するには高いので、Oリングのみ交換し、ドレンボルトはそのまま流用しています。

高いとはいえ、劣化している場合は交換が必要です。

純正品は2りんかんなどで購入できます。

ドレンボルトを締める

バイク オイル交換 トルクレンチ

オイルを出し切ったらドレンボルトを締めます。

手で締められるところまで手で締めて、最後にトルクレンチを使って締め付けるのが失敗しないコツ。

バイク オイル交換 トルクレンチ

自分のバイクの締め付けトルクがわからない!って人は『車種名+ドレンボルト+締付けトルク』などと調べてみてください。

トルクレンチを買う場合は、そのトルクが範囲内になっているものを購入しましょう。

私のおすすめは下の記事で紹介している3種類です。

▼おすすめのトルクレンチ▼

オイルを入れる

バイク オイル交換 オイル
  1. 規定量の8割入れる
  2. 2~3分アイドリング
  3. 2~3分冷却
  4. 車体を立てた状態で量を測る
  5. 足りなければ追加

上の手順で新しいオイルを入れます。

ポイントは1回で全量入れないこと。入れすぎると抜くのが面倒です。

少し入れて、アイドリングして、少し冷ましてから量を測定。足りなければまた少し入れて、、っていう作業を繰り返しましょう。

ワンポイント:ちなみに上の2~3分というのは参考書籍やサービスマニュアルの指示です。私は面倒+近所迷惑なので、30秒~1分アイドリング→即計測でやってます。

オイル量の確認

バイク オイル交換 オイル量

オイル量の確認方法は2パターン。

エンジン側面に小窓がある場合はそれを、無い場合はキャップについたゲージを使って測ります。

ゲージの場合、キャップを締めずに挿して取り出した時の量です。

どちらも矢印の範囲にオイルがあればOK。

測る時は車体を垂直に!サイドスタンドはNGです。

分からない人へのアドバイス

『Oリングは社外品でもいいの?』

『オイルはどれがいいの?』

『この部品は交換した方がいい?』

こんな悩みを抱えてる人は、あえて一度バイク屋で交換してもらうのがおすすめ!

バイク屋で交換すると、どの部品を使ったか、どんなオイルを使ったか教えてもらえます。

次回自分で交換する時は、同じ部品を買って交換するようにすればミスは起きません。

締め付けトルクやドレンボルトの場所など、分からないことはその時にチラッと教えてもらいましょう。

オイルは純正が無難

バイク オイル交換 純正オイル

オイル選びに迷ったらメーカー指定の純正品がおすすめです。

ただし古いバイクに乗っている人は社外品もあり。メーカー純正品は現行のバイクに向けに作られているので、古いバイクに最適とは限らないからです。

普通のバイクに普通に乗ってるならメーカー指定純正品が間違いなし。

純正オイルにも色々種類があるので間違えないように注意してください。

参考書籍

本記事は、この3冊の内容を参考に書いています。

左から2冊は市販のバイク本、一番右はサービスマニュアル(車種専用整備マニュアル)です。

初心者の方であれば一番右の本が読みやすくておすすめ!

下の記事でそれぞれ詳しく紹介しているので、気になった人は是非読んでみてください!

▼おすすめの本▼

まとめ

  • 初心者でもできるオイル交換方法を教えて!
    →上の通りにやればできます!
  • 使う物はなに?
    →オイル、ポイパック、各種工具、消耗部品
  • 気をつけるべきことは?
    →入れるオイルの種類
    →ドレンボルトの締め付け力(トルク)

今回の記事をまとめると上のようになりました。

バイクのオイル交換は注意点を守れば初心者でもできる基本的なメンテナンスです。慣れたら簡単にできるので是非挑戦してみてください。

ということで今回はここまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。